ミャンマー国営テレビの4日夜の報道によりますと、ミャンマー国家平和発展評議会のタン・シュエ議長は、軟禁されている民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー氏と条件づきで対話を行なう意向を示しました。
タン・シュエ議長は2日、国連事務総長の特別顧問であるガンバリ事務次長と会談した際、スー・チー氏が四つの「妨害行為」(政府との対抗、全面破壊、ミャンマーとの経済関係中断を海外に呼びかけ、外部にミャンマー全面制裁を要求)を止めるならば、対話を行なう意向があると示しました。
なお、ガンバリ事務次長はミャンマーの情勢をできるだけ早く安定させるため、9月29日から10月2日まで4日間にわたってミャンマーを訪問しました。訪問期間中、タン・シュエ議長とスー・チー氏それぞれと面会しました。
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