アメリカ外務省の報道官は4日、ヤンゴン駐在のビラロサアメリカ代理大使がミャンマー政府から5日に新しい首都となったネピドーに来るよう要請されたことを明らかにしました。要請が実現すれば、軍事政権による反政府デモ弾圧後、初めての両国高官による会談になります。
報道官は、代理大使が政府当局者から事情説明を受けているとしましたが、「議題は不明」としました。 アメリカはミャンマー政府に「非常に明確なメッセージ」を伝えたいと考えています。すなわち、国内すべての民主党派と有意義な対話を行い、反政府デモへの弾圧を停止すると同時に、経済と政治改革を行なうよう求めると見られています。
また、これに先立ち、ミャンマー政府は声明を発表し、タン・シュエ国家平和発展評議会議長が民主化運動指導者スー・チー氏と、条件付きで対話する意向を示しました。
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