国連のパンギムン事務総長、イラクのマリキ首相、及び多くの国と国際機構の代表は22日、国連本部でハイレベル交渉を行い、ますますエスカレートしているイラクの暴力衝突などの問題について討議しました。中国のテキジュン外務次官補は会議に出席して中国側の立場を述べました。
パンギムン事務総長は会議で発言し、「イラクの安全と安定を実現させるためには、軍事手段だけでは無理で、話し合いや民族和解及び派別の衝突の減少に頼らなければならない」として、バグダッドで小さい「支援事務室」を設立し、地域間の話し合いを担当することを提案しました。
一方、中国のテキジュン外務次官補は、「イラクの和解を実現させるためには、イラク各派の共同の努力に頼らなければならない。これと同時に、国際社会の建設的な役割も必要だ。関係各方面は国連の権威を確実に尊重・維持し、国連がイラク問題で役割を発揮できるように条件を作るべきだ」と指摘しました。(翻訳:周莉)
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