イランのモッタキ外相は15日、「イランとロシアとの間で行なわれたイランのブシェール原子力発電所の建設をめぐる交渉は進展を遂げた。必要とする核燃料の準備はほぼできた」と述べました。
モッタキ外相はこの日、テヘランで行なわれた記者会見で「イランのアハマディネジャド大統領がこのほどロシアのプーチン大統領と電話会談を行なった。双方の会談は前向きなものであった」と語りました。
現在建設中のブシェール原子力発電所はイラン国内で初めての原子力発電所です。ロシアとイラン両国は1992年にこの発電所の建設協定に調印し、今年9月に運転が開始する予定です。しかし、去年末から、両国は発電所の建設資金の問題で意見の食い違いが起きていました。(09/16 翻訳:Yin)
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