中国は新世代の気象レーダー112基をすでに設置しており、今年末には総計130基ほどのレーダーシステムが完成する見込みとなりました。この新しいレーダーネットワークにより、中国の気象探索・測定能力が向上し、都市部での突発的な豪雨、沿海部での台風、大きな河川の増水などの災害予測や警報がタイムリーに出るようになり、その精度も高まるとされています。
中国気象局が2日に行った記者会見で、同局監測網絡司(観測ネットワーク部門)の周恒司長は、次のように述べました。
「中国は1998年から全面的に新世代気象レーダーシステムを取り入れてきている。2006年末現在、国債を利用して累計22億5500万元を投資、合計139基の建設配置を整えた。中国気象局が気象業界の関連部門と共同で策定した「気象レーダー発展計画」によると、2015年には全国で158基が完成する予定だ」
「人民網日本語版」より
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