中国商務省の高虎城次官は23日北京で、「中国とアメリカの経済貿易協力は両国民に確実な利益をもたらし、世界経済にも貢献した」と語りました。
これは高虎城商務次官が国務院報道弁公室が主催した記者会見で述べたものです。この中で、高次官は、「米中貿易委員会の研究によると、2010年には、中米間の経済貿易協力によって、アメリカのGDPは0.7%上昇し、物価水準も0.8%下落する。また、1世帯当たりの可処分所得は1000ドル増加し、製造業の生産率は0.3%向上する見通しだ」と語りました。
高次官はまた、「中国は連続5年アメリカにとって、輸出の伸び率が最も早い輸出市場であり、年平均の伸び率は24%に達している。今年末か、来年の初めごろには、中国は日本を抜いてアメリカにとって三番目の輸出市場になりそうだ」と語りました。
高次官はさらに、「中米両国の貿易に現れた一部の問題や摩擦は正常なものである。双方は高い見地に立って、戦略的な考えを持った上で、中米経済貿易関係の発展という大局から出発し、平等な交渉と協力拡大を通じて、問題解決に取り組むべきだ」と語りました。(08/23 翻訳者:Lin)
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