大銀行では今、投資信託業務が急成長しています。中国工商銀行は4日、「2007年6月末時点で、同行が取り扱った投資信託商品が100件に達した」と発表しました。
2001年9月に初のオープン型投資信託代理販売を行って以来、同行はファンド商品の代理販売を国内最大規模で行ってきました。今年に入ってからも、広発小盤、上投摩根、中国優勢などの投資信託商品16点の取り扱いを開始しています。
これについて、中央経済大学中国銀行業研究センターの郭田勇主任は「投資信託の委託業務は、銀行に目に見える収入をもたらす。しかも広範囲の営業所ネットワークを持つ銀行は、顧客のニーズによりマッチするはずだ」と語っています。
中国建設銀行も、今年第1四半期、投資信託業務が同行主業務外収入の26%と主力商品となった。今年の1月から4月にかけて、取り扱った投資信託の総額は1600億元を超え、06年前年を170%上回っています。手数料収入は24億元に達しているということです。(新華ネットより Lin)
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