いま、香港の祖国復帰10周年の祝賀活動に参加している胡錦涛国家主席は30日、香港特別行政区政府が主催した歓迎晩餐会で、「香港の祖国復帰以来の実践は、"一国二制度"政策の持つ強大な生命力を十分に示した」と強調しました。
胡錦涛主席は、「これまでの事実が証明しているように、トウ小平氏が打出した"一国二制度"の科学的構想は、歴史が残した香港問題解決では最適な案てあり、また、香港が祖国復帰後に長期の安定と繁栄を維持する上でも最適な制度的的配置である。"一国二制度"の下に、香港は元の強みを引き続き維持できたほか、祖国大陸からもより強力な支持を得ることができ、祖国大陸と互いに補完し、共に発展していくという良好な局面を形成してきた。"一国二制度"の実施は、香港に有利であるばかりか、国にとってもプラスとなり、各国の投資者にとっても、区域の経済発展にとっても有利である」と述べました。
胡錦涛主席は、更に「時の流れと実践が深まるにつれ、"一国二制度"のもつ強大な生命力は、これからよりはっきりし、ますます幅広い承認と支持を受けるに違いない」と強調しました。
|