現地時間8日午前、ケニアの首都ナイロビで「放送孔子講堂」が開設されました。
開設式でケニアの人々が中国語の歌を歌っていました。
この「ナイロビ放送孔子講堂」は中国国家国際中国語普及弁公室と中国国際放送局が合同で開設したものです。
開設式に出席した中国国際放送局の丁邦英副編集長は「放送孔子講堂はラジオ、ネットおよび面接授業の方式で中国語と中国文化を伝える」と述べました。
丁邦英副編集長は、「ナイロビ放送孔子講堂は非営利の中国語授業番組で、教材は『中国語900句』である。中国国際放送局がナイロビで英語とスワヒリ語のFM放送を開設し、中国語の授業番組を流す」と語りました。
開設式に出席した中国教育省の袁貴仁次官は、「ナイロビで放送孔子講堂を開設し、ラジオを通じて、ケニアを含め、アフリカ各地の人々に中国語の授業を行い、国民の友情と友好関係の架け橋となる」と述べました。
ケニア教育省筋は、「放送孔子講堂の開設は時宜に適し、言語教育の多様化に応じ、中国語を勉強する人々に新しい方式を提供した」と述べました。
また、ケニア報道・通信省のワムウェレ次官は、「放送による言語教育は我々に啓示を与えた。私は国営のケニア放送公社も中国語、英語、スワヒリ語の教育番組を流すよう希望する」と述べました。
ナイロビに駐在している中国の張明大使は、「ケニア政府は中国など東アジア諸国の開発経験を非常に重視している。ナイロビの放送孔子講堂が中国語を勉強しているケニアの人々にチャンスを提供するよう希望する」と語りました。
中国語を勉強しているスーザンさんは、「放送孔子講堂が開設されたことによって勉強が便利で安くなる」と語りました。
丁邦英副編集長によりますと、ナイロビ放送孔子講堂は毎日、中国語授業番組を流し、また、学習者に教材を供与し、面接授業を実施し、交流と交歓会を行い、中国映画、テレビ番組を放映し、関連の展示、公演活動も行う予定です。
現在、中国語の国際普及を進めている「放送孔子講堂」はアジア、アフリカ、EU、アメリカ諸国で開設されており、好評を得ています。
(ジョウ)
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