G8の外相は30日、ドイツのポツダムで議長声明を発表し、国連安保理の関連決議を履行し、ウラン濃縮に関わる全ての活動を停止するよう、イランに要求しました。
声明は、「G8の加盟国は、イラン核問題の解決について共同の責任を負っており、交渉による解決を引き続き支持する。しかし、核拡散の危険を深く憂慮する。もし、イランがウラン濃縮活動を停止しなければ、G8加盟国は国連安保理の第1747号決議によってイランに対し追加制裁をする」と述べています。
別の報道によりますと、イランのラリジャニ最高安全保障委員会事務局長はこの日、スペインの首都マドリードで、「イランは、ウラン濃縮問題で一部の国が設けた前提条件を受け入れることはできない。武力によって問題を解決できない。イランはいかなる条件もない情況の下で交渉したい」と述べました。(翻訳:玉華)
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