G8・主要8カ国と発展途上国指導者対話会議が17日、ロシアのサンクトペテルブルクで開かれました。途上国側から中国、ブラジル、メキシコ、南アフリカ、コンゴ共和国、それにインドの6カ国指導者が会議に出席しました。
今回の対話会議は主に、エネルギーの安全保障問題、伝染病の予防対策、教育、アフリカの発展と貿易問題などについて討議するほか、グローバル化、反テロ、核拡散の防止、朝鮮のミサイル発射やイラン核問題なども議題となっています。
中国の胡錦涛国家主席は席上、当面の国際情勢に対する中国の見方を述べるほか、エネルギー安全保障問題、伝染病の予防対策などに対する中国の立場と主張を説明します。
これに先立ち、胡錦涛国家主席は対話会議に出席するそのほかの5カ国の発展途上国の指導者と集団会合を行い、発展途上国の協力強化、共同発展の促進などについて意見を交換しました。
胡錦涛国家主席はまた、アメリカのブッシュ大統領と会談しました。詳しいことは、ニュースの後の「中国リポート」の時間でお伝えします。
|