アメリカのシュルテIAEA・国際原子力機関駐在代表は15日、ウィーン大学で演説した中で、「交渉を通じてイラン核問題を解決する基礎は依然として存在する」と述べました。
シュルテ代表はこの中で、「アメリカは『歴史的な譲歩』を行ってイランと接触するつもりだ。しかし、その前提として、イランはまず国連安保理とIAEAが規定した義務を履行しなければならない」と述べました。
また、アメリカのホワイトハウスのスノー報道官はこの日、ワシントンで、「アメリカがイラク問題についてイランと会談を行うことはアメリカの対イラン政策の変化を意味しない」と改めて強調しました。
一方、アンマンを訪問中のイランのアハマディネジャド大統領は15日、「イランの核開発は正当であり、平和利用の目的に用いる。イランはIAEAの加盟国として非常に少ない権利しか享受していないのに、とても多くの義務を履行している」と述べました。(翻訳:玉華)
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