アメリカ・ホワイトハウスのスノー報道官は16日、ワシントンで、外交ルートによるイラン核問題の解決を求めていくとのアメリカの姿勢を改めて強調しまいた

　スノー報道官は記者会見で、アメリカはイラン核問題に対しては、「根気よく、また断固たる意思」で臨んでいると述べた上で、イランが国連安保理の決議を無視し核活動を継続していることを批判しました。

　別の報道によりますと、イラン政府の報道官がこのほど、イランのアフマディネジャド大統領がイラン核問題に関する安保理会議に参加し、原子力の平和利用というイランの持つ権利について述べる意向があることを明らかにしました。

　これについてアメリカ国務省のマコーマック報道官は16日の記者会見で、アメリカは国連本部の所在国として、アフマディネジャド大統領の安保理会議参加のための入国ビザを発行すると述べました。（翻訳：王小燕）