アメリカ国家安全保障委員会のスポークスマンは19日、「IAEA国際原子力機関のイラン核開発に関する文書によれば、イラン政府が引き続き国際社会と対抗すれば、さらに多くの制裁を招くだろう」と述べました。
報道によりますと、国際原子力機関がこのほど発表した文書では、イランはナタンツにある地下施設の中に1300台あまりの遠心分離機を設置し、また一部の遠心分離機の中にウラン濃縮用の六フッ化ウランを注入したとのことです。
アメリカ国務省のマコーマックスポークスマンは「遠心分離機の中に六フッ化ウランを注入する目的は濃縮ウランあるいは高濃度の濃縮ウランを得るためである。イランのこうしたやり方は国際社会でますます孤立するだろう」と述べました。
同じ日の国営イラン放送によりますと、イランのラリジャニ核問題主席交渉代表とEUのソラナ外交安全保障政策上級代表は当日夜、電話会談し、双方は25日から新しいラウンドの核問題交渉を再開することに合意しました。(翻訳:廖)
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