フランスのUMP・国民運動連合のサルコジ党首は6日に行われた大統領選の第2回投票で53.1%の得票率となり社会党のロワイヤル候補を破って、次期大統領に当選しました。
また、ロワイヤル氏の得票率は46.94%で、正式に敗北宣言を行いました。
昌頭でもお伝えしましたように、サルコジ氏は6日夜、投票結果が発表された後、演説を行い「フランス国民は団結して、『道徳』、『仕事』、『権威』という価値観を樹立すべきだ。また、ヨーロッパの結束強化とアメリカとの友好関係維持を進める。ただアメリカは同盟国の異なった意見を許容すべきだ」と強調しました。
フランスのシラク現大統領は6日夜、サルコジ次期大統領宛てに祝電を送りました。
なお、サルコジ氏は右派を代表し、自由市場経済、雇用増加、社会福祉改革や移民への管理強化を主張しています。(05/07 翻訳:殷絮)
|