フランスの大統領選は過半数に達した候補がおらず、現与党の「国民運動連合」候補のサルコジ氏と社会党候補のロワイヤル氏の二人が決選投票に参加することになりました。
フランス内務省の統計結果では、サルコジ氏とロワイヤル氏の得票率はそれぞれ30.49%と25.04%となっています。フランスの選挙法によりますと、もし第一回投票で半数以上の得票率を獲得した候補者が現れなかった場合、一回目の選挙で勝ち抜いた上位二人の候補者の中から再度選挙を行うことが必要です。そのため、サルコジ氏とロワイヤル氏が5月6日に行われる第二回投票に参加し、その中で、50%以上の得票を獲得した人が新しいフランスの大統領に当選することになっています。
フランス内務省によりますと、今回、投票に参加した人は4450万人で、20年来の最高を記録しています。(翻訳:王小燕)
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