カザフスタンを訪問している日本の甘利明経済産業大臣は、30日、アスタナで、カザフスタン原子力発電所の建設に参加したい意向を示しました。
甘利経済産業大臣は、カザフスタンのイズムハムベトフ・エネルギー・鉱物資源相との会談後の記者会見で、「日本は、カザフスタンとの間で自然資源分野での協力を行いたい。また、原子力発電所建設での協力を通じて、両国の協力をさらに強めていきたい」と述べました。
これに対して、イズムハムベトフ・エネルギー・鉱物資源相は、「カザフスタンは、原子力の平和利用で日本と13年間協力してきた。両国の関連企業は、カザフスタンが長期的に日本にウラン原料を輸出することに合意した。また、今後の協力のあり方については、具体的な状況によって決めていきたい」と語りました。(翻訳:任春生)
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