全人代民族委員会の第21回会議がこのほど行われ、中国国務院貧困扶助弁公室は今年、中央政府による貧困救済資金の投入を拡大し、人口の少ない少数民族の発展問題を重視することになりました。
国務院貧困扶助弁公室は去年少数民族の居住地域に一昨年より3億1千万元多い51億5千万元を投入しました。
このほか、財政省は今年、140億元の資金を調達し、内蒙古、広西、チベット、寧夏、新疆の5つの自治区と雲南、貴州、四川、青海など多くの少数民族が住む地域で道路建設を行う予定です。この金額は2006年と比べて、94%増えました。
衛生省は、民族地区で新しい農村医療制度の実施を拡大していきます。目標は2008年までに新しい農村医療制度を普及することです。
なお、交通省、教育省、人事省、民政省なども一連の措置を講じて、少数民族の発展を進めることにしています。(04/30 翻訳:殷絮)
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