中国の中央銀行である中国人民銀行は29日、5月15日から金融機関の人民元預金準備高を0.5%引き上げることを決めました。
これは、今年4回目の引き上げとなります。調整後の商業銀行の預金準備高は11%に達します。中央銀行は、「今回の目的は、貸付の合理的成長を一層指導することにある」と述べました。
中国国家統計局がこのほど発表したデータによりますと、今年第1四半期、中国経済の総取引額は去年の同じ時期より11.1%増加し、史上最高を記録しました。社会全体の固定資産投資の増加スピードはやや反落しているものの、依然として高い水準にあり、銀行の貸付の増加が速いという問題はまだ存在しています。(翻訳:玉華)
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