パレスチナ自治政府のアッバス議長は19日、スウェーデンの首都・ストックホルムで「パレスチナに対するEUからの経済封鎖を先に解除することをスウェーデンに希望する」との考えを示しました。
アッバス議長はこの日、ラインフェルト首相との会談後に記者のインタビューに答え、「双方はパレスチナが直面する厳しい経済状況について、討議した」と明らかにしました。
アッバス議長はまた、ラインフェルト首相とビルト外相に対し、15日にイスラエルのオルメルト首相との会談内容について紹介しました。ビルト外相はアッバス議長と会談した際、「スウェーデン政府のパレスチナに対する支持には転機が訪れるかもしれない」との考えを示しました。
報道によりますと、アッバス議長はスウェーデン訪問期間中、スウェーデン国際開発協力庁と約230万ドル(およそ29億円)の非公式援助協定に調印したということです。(翻訳:洋)
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