パレスチナ内閣は14日、パレスチナ各派の武装勢力の協力を高め、内部衝突を終え、ガザと西岸地区の社会秩序を回復させるための治安計画を採択しました。
パレスチナのバルグチ報道相は、「この計画ではさらに、国家安全委員会を設立して、すべての治安部隊を統括していく予定だ。委員会のメンバーはパレスチナ自治政府のアッバス議長、ハニヤ首相及び内政、財政、司法と外交の閣僚からなっている」と明らかにしました。
この治安計画の実施は三つの部分からなっています。まずは、100日以内に、警察と治安部隊の協力により、ガザ西岸地区の交通を回復させ、共同で犯罪を取り締まること。次に、宗族間や派閥間の武力衝突を終えること。三つ目は、強力な治安と警察部隊を立ち上げ、法を厳格に執行していくこと。なお、治安計画の最初の部分は15日から実施に入るとのことです。(翻訳:王小燕)
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