エジプト、サウジアラビアなどのアラブ諸国は17日、それぞれ声明を発表し、パレスチナ連立内閣の発足を歓迎すると同時に、アメリカなどの西側諸国に対し、パレスチナ新内閣を承認し、パレスチナへの経済制裁を解除するよう呼びかけました。
エジプトのゲイト外相は声明の中で、「パレスチナ連立内閣の発足はパレスチナ・イスラエル和平プロセスの再開に向けた貴重な機会である。国際社会が積極的にパレスチナ新内閣と協力して、同国への経済制裁を解除し、パレスチナ人の苦難をなくし、パレスチナ新内閣を成功へ導くよう希望する」と述べています。
サウジアラビアのアブドル国王はこの日、パレスチナ自治政府のアッバス議長とハニヤ首相に、それぞれ電報を送り、パレスチナ新内閣の発足に祝意を表しました。そして「、新内閣の発足はパレスチナ人民が国を樹立し、中東地域において公正で恒久的な和平実現に向けた一歩である。現在の和平合意のもとでパレスチナとイスラエルの衝突を解決するよう希望する」述べました。
ヨルダン、イエメン、カタール政府もこの日同様の呼びかけを出しました。(翻訳:玉華)
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