ハマスとファタハが組閣したパレスチナ連立内閣に対するアメリカとEU・欧州連合の態度は国際社会に注目されています。20日、アメリカとEUはそれぞれ、代表を派遣してパレスチナ連立内閣の閣僚と初めて会談を行いました。
イスラエルの新聞「ハーレツ」によりますと、アメリカのウォレス駐エルサレム総領事は20日、ラマラでパレスチナ連立内閣のファイヤード財務相と会談を行いました。ファイヤード財務相はこのことを確認しましたが、会談の具体的な内容については明らかにせず、ただ「会談の目的は、去年ハマスが政権を取って以来、パレスチナに対して実施している経済制裁を停止するよう、西側諸国を説得することにある」と述べました。
また、EU共通外交・安全保障政策担当のソラナ上級代表の報道官も、「EUの中東問題特使はこの日、ガザで、パレスチナ新内閣のアムル外相と会談した」と確認しました。(翻訳:玉華)
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