中国商務部の魏建国副部長(国家機械・電気設備製品輸出入弁公室主任)は、9日に開かれた全国機械・電気科技産業ビジネス会議において、ここ数年にわたる中国貿易の行き過ぎた黒字拡大が、一連の対立や問題を生み出す要因となっていると指摘した。このことから、当面の間、中央政府の措置にもとづき、先進技術設備の輸入拡大を推し進め、貿易黒字問題を緩和するよう努力する必要があるという。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
商務部および関連部門は、以下5項目にわたる具体的措置を講じることで、先進技術設備の輸入拡大に努める方針だ。
(1)先進技術設備の輸入拡大政策を早急に制定・発表する。
(2)貿易黒字相手国からの輸入増により力を入れる。
(3)輸入チャンスとなる大型展示会の開催回数を増やす。
(4)手続きのさらなる簡略化に努める。
(5)輸出管理法規を完備し、輸入市場の秩序を規範化する。
(編集KM)
「人民網日本語版」
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