ポーランドの日刊紙『ガゼタ・ヴィボルチャ』の報道によりますと、EUの新しい加盟国となった東ヨーロッパと中央ヨーロッパの国々は、去年の経済成長の伸びがEU各国の平均を上回り、EUの中で経済発展のもっとも輝かしい地域となっています。
西ヨーロッパの豊な国々に比べると、中央及び東ヨーロッパの国の発展の水準にはまだ格差がありますが、速いスピードで発展しています。2006年、EU全体の2.9%の経済成長率に対して、バルト海の国ラトビアは12%、エストニアは11、4% 、リトアニアは7、4%となっています。状況がそれほど良くないハンガリーでも4%の成長率をあげています。
東ヨーロッパや中部ヨーロッパの早い経済成長率の背景には、外資の導入、投資の増加および需要が旺盛となっているほか、これらの国々ではここ数年、国営企業の私営化など一連の改革を行って、成果を収めたことが大きな要因ではないかと指摘されています。
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