2日間にわたるEU・欧州連合の首脳会議が9日、ブリュッセルで閉幕しました。
各国の首脳は、温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年と比べ、20%削減すること、ほかの主な排出国と共に、30%削減する目標を承認すること、そして2020年までにEUの再生できるエネルギーの総消耗量に占める比率は、20%まで高めることで意見が一致しました。また、引き続き経済の成長と就業の促進を主旨とした「リスボン戦略」の実施に同意しました。
EU首脳会議は、さらに、中東問題についての決議を採択しました。それによりますと、EUはパレスチナ国内の各派が連立政府の樹立について協議に達成したことを歓迎し、中東の和平プロセスのため、積極的な役割を果たすよう中東問題の関係国に呼びかけています。EUは、レバノンの独立や主権と領土保全を支持することを改めて強調し、レバノンに関する国連の決議を確実に履行するよう各方面に呼びかけました。(翻訳:藍)
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