国土資源部はこのほど、中国石油天然気株式有限公司（ペトロチャイナ）、中国石油化工株式有限公司、中国海洋石油有限公司および各地域の石油・天然ガス公司における石油・天然ガス埋蔵量について、初歩的な統計を行った。その結果、2006年末現在、全国の石油の残存可採埋蔵量は20億4300万トン、天然ガスは2兆4490億立方メートルであることが明らかになった。

　残存可採埋蔵量とは、国あるいは企業がすでに調査・確認した石油・天然ガスの可採埋蔵量から、累計生産量を引いた値で、適切な技術・経済条件において、国あるいは企業が今後採取可能な量を表す。中国は2004年、石油・天然ガス埋蔵量の分類方法に大きな修正を加え、「石油・天然ガス資源/埋蔵量」の新しい国家基準を設けた。新基準では「新規確認可採埋蔵量」という概念が初めて確立された。統計によると、2006年、中国の新しく確認された石油可採埋蔵量は1億7200万トン、天然ガスは2935億7100万立方メートルだった。これは新基準実施後、初めて公表された数字だ。（編集SN）

「人民網日本語版」