全国人民代表大会常務委員会の蒋正華副委員長は29日、「中国は石油の戦略的備蓄を加速させていく」と語りました。
これは蒋正華副委員長が香港中文大学で「中国のエネルギー展望」と題する講義を行ったとき述べたものです。蒋正華副委員長はこの中で「中国は経済の高度成長の時期にあり、エネルギー問題がとりわけ目立ってきた。これから、石油の探査を強化し、その戦略的備蓄を加速させ、エネルギーの多元化と合わせて、輸入の多元化も推進してエネルギー危機のリスクを防ぐ」と語りました。
中国国家発展改革委員会の馬凱会長はこのほど「将来、中国は自力でエネルギーの需要問題を解決できる。中国には、石炭資源、石油、天然ガス資源が豊かで、リサイクル可能なエネルギーの開発の見通しが明るい。省エネの潜在力が強い」と述べています。(翻訳:傅 穎)
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