北京で行われている朝鮮半島核問題をめぐる第六回6カ国協議は21日、3日目に入りました。この日の協議も二国間協議が主となっています。
20日の協議では、朝鮮はアメリカと二国間協議を行ったほか、中国はその他の5カ国とそれぞれ二国間協議をしました。しかし、朝鮮はマカオの銀行に凍結されている資金が返還されていない、と主張し団長会議は開かれませんでした。
アメリカ代表団のヒル団長はこの日の夜、「金融面の手続きは比較的複雑であるから、凍結資金を完全に解決するには時間がかかる。しかし、この問題は円満に解決できると思う。現在、アメリカが関心を寄せるのは、今後、朝鮮がその核施設を全面的に報告することや核施設の『無能力化』の内容と方式だ」と述べました。
韓国代表団のイム・ソンナム(林聖男)副団長も「朝鮮の凍結資金問題は円満に解決される見込みだ」と語りました。(翻訳:玉華)
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