北京で開催中の6ヵ国協議第六回会合の中国代表団の秦剛報道官は20日記者団に、この日、関係各方面は密集した二国間協議を行ない、初歩的段階の行動と次の行動について意見を交換したと述べました。
プレスセンターは、この日午後予定されていた団長会議が取り消しになったと発表しましたが、日本代表団によりますと、取り消された原因は、朝鮮代表団が、マカオの金融機関バンコ・デルタ・アジア(BDA)で凍結されているその資金約2500万ドル(日本円で約29億円)全額の返還を確認するまで出席を拒否する意向を示したことからだということです。
これについて中国外務省の劉建超報道官は20日北京で、「朝鮮とアメリカがバンコ・デルタ・アジアでの凍結資金の解除問題で合意したことは6ヵ国協議プロセスの進展を促す」との考えを示しました。(翻訳:姜平)
|