朝鮮半島核問題をめぐる6カ国協議のアメリカ代表団のヒル団長は19日、今回会合の初日の会議終了後、「朝鮮と日本の関係正常化作業部会が協議を速めるよう希望する」と述べました。
ヒル団長は、「いま、アメリカと朝鮮は、朝鮮の資金凍結解除の問題で合意に達した。いま、参加各国の注目点は各作業部会の作業に移った。5つの作業部会はいずれもそれぞれ作業の進展を確保すべきだ。特に朝日関係正常化作業部会は協議を加速すべきであり、朝日関係の改善は6カ国協議の進展にとって非常に重要だ」と述べました。
一方、日本の安倍晋三首相はこの日、日本参議院予算委員会会議で、アメリカが朝鮮への金融制裁を解除すると発表したことに触れ、「『拉致』問題が進展しなければ、日本は朝鮮とはエネルギー協力を行わない。日本のこの立場には変わりはない」と述べました。(翻訳:玉華)
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