国連安保理の常任理事国とドイツの6カ国は13日、ニューヨークの国連本部で、イランの核開発問題に関する決議案をめぐる交渉を続け、その結果、近く決議案をまとめて安保理全体会議の審議に付すことを決めました。
これを受けてイラン政府のエルハム報道官は13日、テヘランで、「イランは、国連安保理がこの決議案を採択するのを歓迎しないし、また採択されるのを恐れてはいない。イランは、これからも、ウラン濃縮活動をつづけていく」と述べました。
イランのモッタキ外相はスイスのジュネーブで、イランがこの問題で譲歩を示す可能性をほのめかし、「国連安保理を含む国際社会がイランに強制的な先決条件をつけなければ、イランはこれら各側と交渉するかもしれない」との姿勢を示しています。(翻訳:鵬)
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