国連安保理のイラン核問題に関する決議草案をめぐって、この一週間、4回の協議を進めてきたアメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、ドイツの各国の間にはまだ食い違いが大きいということです。
この日、大使クラスの協議が国連在住のイギリス事務所で行われました。ロシアのチュルキン代表は協議後の記者会見で、「協議は一定の進展を遂げたが、著しい食い違いがある」とした上で、「草案はイラン人民ではなく、イランの核活動を目標とするべきだ」と強調しました。
また、ドイツのマツセック国連常駐代表は、一部の問題で各国は突っ込んだ協議を行うべきだとした上で、「新しい決議はイランが交渉に戻ることを促しいくよう希望する」と述べました。(翻訳:藍)
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