中国外務省の秦剛報道官は、13日、北京で、「国連憲章の精神と平和共存五原則に基づき、中国は地域内の国々と互恵協力による友好関係を発展させ、共にこの地域の平和と安定を維持していきたい」と強調しました。
日本の安倍晋三首相は12日、東京で、「日本とオーストラリアが調印する安全保障に関する共同宣言は、中国を対象にしたものではない」と述べました。これについて、今日行われた恒例の記者会見で秦剛報道官は、記者からの質問に答えて、「中国は、関係各国が、二国間の安全保障協力を強化すると同時に、地域内のほかの国の関心と利益にも配慮し、地域内の国々の相互信頼及び平和と安定に有利なことを行うことを、希望している」と指摘しました。(翻訳 朱丹陽)
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