中国国務院報道弁公室は8日「2006年アメリカの人権記録」と題する文章を発表し、多くの事例を引用し、アメリカに存在する厳しい人権侵犯問題を指摘しました。
それによりますと、「アメリカでは暴力犯罪が多発しており、国民の生命、財産と人身の安全が脅かされている。法の執行、司法などの面で、アメリカの警察が権力を乱用しているため、服役者の境遇が悪く、虐待の現象が存在している。このほか、人種隔離、人種差別などがアメリカで根強く残っている。有色人種と少数民族が就職と仕事の面で差別されている」としています。
このほか、「アメリカは軍事的な優位性を誇り、他国の主権を侵犯し、人権を踏みにじっている。アメリカがイラク戦争とアフガニスタン戦争で捕虜を虐待した事実は世界で悪名高いことだ」としています。
そしてアメリカが自身の人権問題を正視し、他国の内政を干渉するようなわがままな行為をやめるよう求めました。
|