中国外務省の秦剛報道官は2日北京で、「アメリカが台湾に武器を売却することに断固として反対する。中国政府のこの立場ははっきりしており、変わることはない」と述べました。
この中で、秦剛報道官は「アメリカが台湾にミサイルを売却したことは、中米間の三つのコミュニケでの約束に背き、中国の内政に著しく干渉する行為である。これに対して、中国は強い不満と憤りを示すほか、アメリカに厳しい抗議を行った」と述べました。
報道によりますと、アメリカ国防省はこのほど、台湾に先進的な中距離空対空ミサイルなどの武器を400基あまり売却し、その金額は4億2000万ドル以上となっています。
|