ヨルダンを訪問しているパレスチナ自治政府のアッバス議長は20日、「19日、エルサレムで行われた、アメリカのライス国務長官とイスラエルのオルメルト首相との3者会談は、難航はしたが、失敗したとは言えない」と述べました。
これはヨルダンのアブドラ国王との会談を終えた後、マスコミに向けて発表した談話で明らかにしたものです。
その中で、アッバス議長は「三者会談は難航し、共通した認識に達することはできなかったが、近いうちにオルメルト首相と再会談する予定がある」と述べました。この他、アッバス議長は「ファタハとハマスの代表が今月8日に、「メッカ宣言」に署名した。これはパレスチナの民族の利益と団結を守るために調印したものだ」と強調しました。
アッバス議長とライス国務長官は20日、いずれもヨルダンを訪れ、それぞれ、アブドラ国王と会談しました。
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