パレスチナ自治政府のアッバス議長は9日メッカで談話を発表し、イスラエルがエルサレムの旧市街地にあるアルアクサの聖地(モスク)周辺での道路工事実施に不満の意を表しました。
アッバス議長は、サウジアラビアのメッカで開かれたパレスチナの民族和解の実現を目指す会談を参加した後、記者団に、「イスラエル当局のパレスチナでの占領とその非行はパレスチナ人民を怒らせた。イスラエルの行いは、まったく敵対行為だ」と指摘しました。
これに対してイスラエル外務省のレゲブ報道官は当日、「エルサレム旧市街地での道路工事は歩行者通路を敷設するためであり、当日発生した衝突はまったく無意味である。この工事はエルサレム旧市街地にある『神殿の丘』に損害をもたらすことはなく、誰であろうとこの工事現場で見学することができる」と述べました。(翻訳:周莉)
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