中国の尹成傑農業次官は12日、記者のインタビューに答えた際、中国で変異した鳥インフルエンザウィルスが出たことを否定しました。
このほど、ある専門家は「中国では、H5N1型鳥インフルエンザウィルスの新しい変種が出た。このウィルスはすでに華南地区の鳥インフルエンザウィルスの主な菌株となっており、ラオス、タイ、香港などでもこのウィルスが発見された」と述べました。
これに対して、尹成傑農業次官は「このほど、世界保健機関、国連食糧農業機関、世界動物保険機構からなっている専門家チームは中国の鳥インフルエンザ対策を検討した後、記者会見を開き、いわゆる新しい変種ウィルスとその研究結論には科学的な根拠がないと表明した」と語りました。(翻訳:胡徳勝)
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