鳥インフルエンザの感染がアジアで再発したのを受けて、中国最大の丹頂鶴の人工繁殖基地である黒龍江省の扎龍(ザーロン)自然保護区では、鳥インフルエンザの予防措置が実施されています。
扎龍自然保護区管理局の責任者は「保護区での鳥インフルエンザ予防の内容には、野外観測ステーションによる生態の観測、丹頂鶴の屋内での飼育と飼育場やその周辺の消毒、丹頂鶴へのワクチン注射など免疫措置が含まれている。このほか、保護区は中国陸生野生動物疫病観測ネットに鳥インフルエンザの状況を毎日報告する」と紹介しています。
扎龍自然保護区は世界最大の野生丹頂鶴の繁殖地であると共に中国最大の人工繁殖基地でもあり、ここでの人工繁殖数はこれまで約600羽になります。(01/28 翻訳:殷絮)
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