PLO・パレスチナ解放機構のファルーク・カドウミ政治運営部長27日、チュニスで、「パレスチナとパレスチナ人民は、臨時国境内でのパレスチナ国建国というイスラエル政府の提案を拒否した」と述べました。
これはチュニジア駐在のカナダ大使と会見した際述べたもので、カドウミ政治運営部長は「このほど、イスラエルのリブニ外相は、1967年に占領された土地におけるパレスチナ国建国の権利を否定したが、PLOはこれに反対する。国連の関連決議に基づき、パレスチナ国の樹立と難民のふるさと復帰を許可すべきだ。さもないとパレスチナとイスラエル、ひいては中東地区に持久的で、全面的な平和を迎えることはできない」と述べました。
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