パレスチナ自治政府のアッバス議長とイスラエルのペレス副首相及びリブニ外相は25日、スイスのダヴォスで開かれた世界経済フォーラムに出席し、「平和プロセスを推進させるため、双方はこれから真剣に交渉していきたい」と共に表明しました。
この日に開かれたパレスチナとイスラエルの情勢についての会議で、アッバス議長は、「パレスチナはイスラエル政府といつでも真剣に交渉を行なうつもりだ。双方は和平案(ロードマップ)に基づいて、最大の誠意を持って、平和プロセスを最後まで実施していくべきだ」と述べました。
これに対し、リブニ外相は、「パレスチナと交渉し、平和フロセスの進展を推進させる可能性について討議していきたい。しかし、双方は、今抱えている問題の解決や矛盾を避けてはならない。交渉の進展を収めるには双方とも苦しい決定を下す必要がある」と述べました。(翻訳:董燕華)
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