パレスチナ自治政府のアッバス議長は22日シリの首都ダマスカスで、「ハマスとのパレスチナ民族連合政府の樹立についての交渉が失敗すれば、、評議会の選挙の前倒しを依然として要求する」と述べました。
アッバス議長はこの日、シリア訪問を終えるにあたって、「ハマスの指導者メシャル氏との会談は建設的なものだったが、民族連合政府の樹立についての会談が失敗すれば、評議会選挙の前倒しを要求する」と強調しました。
この日、パレスチナではファタハとハマスが声明を発表し、「双方の代表は連合政府の樹立について会談を続けてゆき、会談は23日ガザ地区で行なう」と表明しました。
なお、アッバス議長は21日の夜、ダマスカスでメシャル氏と会談し、民族の和解や連合政府の樹立などの問題については進展はみられなかったものの、双方は「対話を通じて、意見の食い違いを解決していきたい」と表明し合っています。(翻訳:董燕華)
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