朝鮮半島核問題をめぐる6カ国協議のロシア代表団の団長、アレクセエーフ外務次官は17日、モスクワで、朝鮮に対する金融制裁を取り消すようアメリカに呼びかけました。
記者のインタビューを受けた際、外務次官は「アメリカは、金融制裁の取り消しへの行動を起こすはずだ。今まで、朝鮮はアメリカの金融制裁を理由として、6カ国協議の進展を遅らせている。だから、朝鮮とアメリカ双方は、金融制裁においてお互い譲歩すべきだ」と指摘しました。
2005年9月、アメリカは、ドルの偽造や、マネーロンダリング、麻薬密輸などの疑いで、アメリカにある朝鮮系の8社の資産を凍結すると共に、朝鮮に対して金融制裁を実施してきました。(翻訳:胡徳勝)
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