朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議に参加する朝鮮代表団団長のキム・ゲグァン(金桂冠)外務次官は16日、ピョンヤンで、「6カ国協議の最大の難点は、アメリカが朝鮮敵視の政策を変えたくないということにある」と述べました。
キム・ゲグァン外務次官は第5回6カ国協議第2段階の会議に参加するため北京を訪れる前に、「朝鮮とアメリカの立場には差が大きい。したがって、今回の協議の見通しを楽観視していない」と述べました。
キム・ゲグァン外務次官はさらに、「アメリカが朝鮮敵視の政策を変え、朝鮮と共存するという立場を維持すれば、問題は解決できるはずだ。6カ国協議にとって、最大の難点はアメリカがその政策を変えたくないということにある」と指摘しました。
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