ソマリア暫定政府の高官は10日、アルカイダ容疑者のファズル氏がアメリカ軍の空爆で死亡したことを明らかにしました。
ソマリア暫定政府の大統領弁公室のハサン主任は10日、「アメリカ軍の情報によると、アメリカ軍はソマリア南部に隠れているアルカイダの容疑者を目標に、武装ヘリコプターによる2日間に渡る空爆を行った結果、ファズル氏を含む数名のテロリスト容疑者を殺害した」と述べました。
報道によりますと、32歳のファズル氏は1998年に起きたケニア、タンザニアのアメリカ大使館爆破事件に関与したとされており、当時のこの事件で225人の死者が出ました。アメリカ連邦調査局は彼を探すため、500万ドルの懸賞金をかけたことがあるということです。
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