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イラン政府が2日、もし、西側諸国が核問題で、イランに対し引き続き圧力をかけるならば、イランは『核不拡散条約』から脱退する可能性は否めないと明らかにしました。
イラン政府のスポークスマン・エルハム氏は、テヘランで行われた記者会見で、「もしイランが引き続き圧力を受け、しかも、正当な権利さえも剥奪されれば、イランは独自の力で『核不拡散条約』から脱退するかどうかを決める」と述べました。
イラン議会が、このほど、IAEA・国際原子力機構との協力政策を修正する法案を採択したことについて、エルハム氏は、「イランはイラン核問題に対する国際社会の態度を見た上で、いつ、どの程度、双方の関係を修正するかを決めていく」と表明しています。
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