パレスチナ自治政府のアッバス議長は12月1日、パレスチナ解放機構(PLO)執行委員会会議で、「パレスチナ民族解放運動のファタハとイスラム原理主義組織のハマスが連立政権の樹立についての交渉が失敗した」と述べました。
アッバス議長はこの中で、「今後、ハマスとの交渉をしない。ハマスが交渉の失敗に責任を負うべきだ」と強調しました。
パレスチナ解放機構執行委員会はその後、声明を発表し、「ハマスが、アッバス議長が交渉の中で提出した要求を受け入れない限り、交渉が再開される可能性はない」と述べると同時に、パレスチナ自治政府のハニヤ首相が辞職し、連立政権の樹立に条件を作り出すよう呼びかけました。
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