国連のアナン事務総長は15日声明を発表し、パレスチナの各派は対話を通じて政治上の食い違いを解決すべきだと呼びかけました。
アナン氏は声明の中で、「このところイスラエルが占領するパレスチナ領土での治安情勢は悪化しつつあり、パレスチナ内部の暴力紛争も絶えず増えていることに強い関心を持っている」とした上で、「パレスチナの各派は法律に基づいて国を治め、平和的な方式で食い違いを解決すべきだ」と呼びかけました。
ハマス(イスラム抵抗運動)とファタハ(パレスチナ民族解放運動)はこの日も、ガザ地区とヨルダン川西岸の都市ラマラで武力衝突し、少なくとも数十人の死傷者が出ました。
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