上海発・西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)行きの列車第1便に乗ってチベットを観光していた上海の観光客が8日午後1時45分、無事に戻ってきた。「上海労働報」が伝えた。
観光客の甘さんは、以前空路でラサを訪れた時にはかなり大きな体の反応があったが、今回列車でチベットに入ると、ほとんど症状は見られなかったという。列車でチベットに入る場合、高度に対する体の変化適応に2日間の猶予があり、ラサでの第一夜もスムーズに寝付くことができた。これが症状の出なかった理由だと甘氏は考えている。
チベット旅行に随行した医療チームのリーダーが統計を取ったところ、約3分1の旅客に高山病の症状が見られたという。体が丈夫なの中・青年層が高山病になりやすい一方、平素は体があまり強くない旅客の多くにはそれほど反応が見られなかった。医療チームが今回随行したもう1つの目的は、上海人の体質と高原環境との適応という課題の研究だった。医療チームは8日間の旅程で、価値の高い資料を集めることができたという。(編集KM)「人民網日本語版」より
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